2006年06月20日

債務整理

債務整理とは、債務者が債務免除や返済可能な状態に金利減免や債務圧縮などを行うことで、自己破産任意整理特定調停個人再生手続きなどがあります。

「自己破産」
 裁判所に申し立てを行い、破産宣告のあと免責決定を受けることにより、借金の返済を免除してもらう制度。

「任意整理」
 弁護士もしくは(認定)司法書士に債権者との話し合いを委任して債務を整理すること。

「特定調整」
 債務者が簡易裁判所に申し立て、簡易裁判所の調停委員の元で債務整理の話し合いをすること。

「個人再生手続き」
 住宅ローン以外の債務が3000万円以下である、安定した収入があるなどを条件に、債務を大幅にカットしてもらう法的な手続きのこと。

● 選択の目安 ●

『返済能力なし』     〜 破産 (3年で借金を分割返済できる見込が                 必要な特定調停、民事再生は不可能)

『借金を減らしたい』   〜 民事再生、特定調停が効果的

『手続費用を安くしたい』 〜 特定調停、自己破産、民事再生の順

『マイホームを守りたい』 〜 特定調停、民事再生

『手続きを自分でしたい』 〜 特定調停、自己破産、民事再生の順にやり易い
posted by 謎の所長 at 09:12 | TrackBack(11) | 法律解説所の法律用語解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月05日

ストーカー

「同じ人物に対しつきまとい等を繰り返す行為」をストーカー行為といいます。

具体的に「ストーカー行為」とは?・・・

「つきまとい・待ち伏せ・押しかけ」
 相手を尾行し、つきまとう。通勤・通学途中など相手の行動先で待ち伏せする。

「監視していると告げる行為」
 相手の服装や行動内容などを告げ、監視している事を気付かせる 。

「面会・交際の要求」
 相手が拒否しているにも関わらず面会や交際、復縁などを求める。

「乱暴な行動」
 相手の家の前で大声を出したり、車のクラクションを鳴らしたりするなど乱暴な行動をする。

「無言電話・連続した電話・ファクシミリ」
 相手が拒否しているにも関わらず、何度も電話をかけて来たり、ファクシミリを送信してくる。

「汚物などの送付」
 汚物や動物の死体など、相手に不快感や嫌悪感を与える物を自宅や職場に送り付ける。

「名誉を傷付ける」
 相手を中傷したり、名誉を傷付ける様な内容を告げたり、文書などを届ける。

「性的羞恥心の侵害」
 わいせつな写真などを自宅に送り付けたり、電話や手紙で卑猥な言葉を告げ、辱めようとする。

行為をいいます。

posted by 謎の所長 at 23:51 | TrackBack(0) | 法律解説所の法律用語解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月04日

未遂犯

「○○未遂事件」「○○未遂で逮捕」という内容の報道がありますが、未遂とは、「犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった」(刑法43条)場合をいいます。ただ未遂犯にもいろいろな種類がありまして、内容によっては刑が減軽されたり免除されたりする場合があります。犯罪の実行に着手してからどんな状況があって犯罪が遂げられなかったのか?ということになります。
 終了しなかったため犯罪が成立しなかった場合を着手未遂
 終了したが結果が発生しなかった場合を実行未遂
と言います。
この区別は処罰上の差異がありません。
(例)
 殺そうと思って刀で斬りつけたが他人にとめられ、力をこめて斬ることができなかったため相手が死に至らなかった「着手未遂」
 殺そうと思い力いっぱい相手を斬りつけたが医師の手当で命をとりとめた「実行未遂」
もう一つの区別は
 自分の意思に反してこれを遂げることができなかった場合
 自分の意思によって途中からやめたため結果が発生しなかった場合
で前者が障害未遂、後者が中止未遂と呼ばれています。この場合、障害未遂はその刑を減軽し得るにとどまりますが、中止未遂はその刑を減軽または免除すると規定されています。
(例)
 盗みを目的に家に入り、タンスの引き出しをあけたが家人に発見されたので何も盗まずに逃げた「障害未遂」
 盗みを目的に家に入り、タンスの引き出しをあけたが良心にとがめられてやめた「中止未遂」
 
犯罪の実行に着手しなければ考える必要もないことですが・・・
posted by 謎の所長 at 05:09 | TrackBack(0) | 法律解説所の法律用語解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クーリングオフ

クーリングオフとは、訪問販売などの商取引で消費者が申込や契約をした場合でも、一定期間内(契約書面等を受領した日を含め、8日間又は20日間)であれば、一方的に契約解除する事が出来る制度です。

8日間

訪問販売(訪問販売、キャッチセールス、アポイントメントセールス等)        

電話勧誘販売(電話をかける等して勧誘し、申込を受ける販売)            

特定継続的役務提供(エステ、語学教室、家庭教師、学習塾、パソコン教室)

20日間

マルチ商法(個人を販売員として勧誘。連鎖的に販売組織を拡大する取引)   

内職・モニター商法(提供する仕事に必要だと、商品等を売り金銭負担を追わせる取引)

クーリングオフ出来ない場合
 ★ 価格が3,000円以下のものを買った場合
 ★ 化粧品等消耗品の一部を使った場合
  (布団、学習教材、下着などは消耗品ではありません。)
 ★ 乗用自動車
 ★ 法律でクーリングオフが認められていない商品・役務(サービス)を買った場合
 ★ 通信販売で買った場合

クーリングオフの効果
 ☆ 支払ったお金は全額返金されます。
 ☆ 商品の引取料金は業者負担で、損害賠償や違約金を払う必要もありません

国民生活センター 
全国の消費者センター  
posted by 謎の所長 at 00:35 | TrackBack(0) | 法律解説所の法律用語解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月01日

未決勾留

通常、警察に逮捕された場合、警察署の留置場もしくは拘置所に勾留されます。この場合、被疑者又は被告人は裁判官より発せられた勾留状により勾留される訳ですが、この勾留状の執行で拘禁されることを未決勾留といいます。未決勾留は刑ではありませんが、その与える苦痛において自由刑の執行に匹敵するため、ある程度これを刑の執行の一部とみなし刑法は未決勾留の日数の全部または一部を本件に算入することが出来るとされています。
posted by 謎の所長 at 07:19 | TrackBack(0) | 法律解説所の法律用語解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

刑罰

わが国には、生命刑、身体刑、自由刑、財産刑、名誉刑の五種類の刑罰があります。

◆ 生命刑とは「人の生命を奪う刑罰」で死刑をいいます。
◆ 身体刑とは「受刑者の身体に直接に有形力を行使して傷つける刑罰」ですが現行法
  では認められていません。
◆ 自由刑とは「受刑者の自由を奪う刑罰」で懲役禁錮拘留がこれにあたります。
◆ 財産刑とは「受刑者から財産を剥奪する刑罰」で罰金科料没収がこれです。
◆ 名誉刑とは「受刑者から一定の権利・資格を奪う刑罰」旧刑法の剥奪公権
  停止公権がこれにあたりますが現行法上認められていません。

現行の法律(刑法)で認められている刑は
死刑・懲役・禁錮・罰金・拘留・科料・没収です


posted by 謎の所長 at 17:06 | TrackBack(0) | 法律解説所の法律用語解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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